初めての家庭教師

初めての家庭教師

大学生のアルバイトで人気の高い「家庭教師」の仕事ですが、人に勉強を教えるというのは予想以上に難しいものです。
特に、はじめて家庭教師の仕事を始める場合、どのような教え方をすれば良いか悩む人がほとんどです。

まずは、現在の学力と、どれぐらいまで成績を伸ばしたいかという目標を一緒に確認します。
この部分は先生側が決めてしまうのではなく、必ず本人にどれぐらい点数を伸ばしたいか確認するようにしましょう。
「人にやらされている」という状態と「自分で決めた目標に向かっている」という状態では、本人のやる気が全く違ったものとなります。
現在と目標の学力のギャップを確認したら、何時間ほどの勉強量が必要かをアドバイスしてあげます。
そこからスケジュールを決めていき、一緒に勉強をすすめます。
この計画を最初にたてておかないと、だらだらと時間をつぶすだけになってしまいます。
時間に間に合わなかった分は宿題にして、遅れが出ないようにします。

最初の目標設定とスケジュール確認をしっかり行い、確実に成績を上げられるよう生徒をサポートしていってください。

家庭教師のアルバイトを行うのに必要な経歴

家庭教師のアルバイトをするには、学力が重視されます。
経歴に、出身大学と学歴を書く必要があります。
一般的に、偏差値の高い出身大学に通っている人ほど、家庭教師のアルバイトに有利な条件で採用されます。

高校生を対象にした予備校などで、大学受験対策を請け負うような場合は高学歴が必要になります。
勉強の苦手な小中学生を中心に勉強を教えるようなアルバイトであれば、それほど学歴は重視されません。
家庭教師にとって重要なのは、生徒にわかりやすく指導することのできる技術です。
どんなに高学歴で頭が良くても、教え方が下手だと意味がありません。
教育への熱意なども関係してくるでしょう。

家庭教師は生徒の成績を上げるのが役目ですから、思ったように成績が上がらないと降格になったり、時給が下ったりすることがあります。
生徒の成績を上げることができたり、志望校への合格に導いたような場合は、ボーナスを支給されることもあるようです。
結果しだいの仕事と言えます。